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郷土の風習をば

郷土風習を紹介します☆

わたくし雪瀬の住まう土地は、(結構影の薄いと言われている、)『栃木県』です。
あの、日光東照宮や鬼怒川温泉、湯西川温泉とかがある関東の一県です(南東北とかじゃないですからね☆)。

毎年、初午と呼ばれる日(今年は2/5。つまり今日です)に「お赤飯」と「しもつかれ」という郷土料理を食べるならわしがあります。
ぶっちゃけ私はどっちも食べないのですが(え…)、紹介だけ・・・。

栃木の郷土料理と言ったら老若男女挙げるのがこの『しもつかれ』です。
この時期はスーパーとかにも売っています。

主な材料は鮭の頭・大根・人参・大豆(節分の時の奴)・酒粕です。
作り方は大豆、酒粕以外は全てすりおろし、全部煮込みます(多分)。
大根をすりおろす際に使うのが『鬼おろし』です。
鬼おろしはしもつかれを作るためだけの道具だったりします。

見た目は・・・ちょっとアレです;。臭いも独特なかおりがします(酒粕がね・・・)。
好む傾向としてはやはり、大人ですね(中年以上)。
子供でも好きな人はいます。
どうでも良い話ですが、「小さい頃からしもつかれ、好きで食べてる人は将来、大酒のみなる」なんていう噂がありました(実情は不明)。

Wikipediaにも説明が載っていたので、そちらを参照した方が分かりやすいですね。
ちなみに、私の地区では学校給食に出ました。
他地区でもどうやら出ているようなのでひょっとしたら、栃木全域で出されているのではないでしょうか?

あと、参考として、群馬・茨城でも食べるとの事ですが、これはどうやら、栃木からお嫁に行った人が作って食べて広まったらしいです。(あくまでらしいです;)

ウィキに載ってない事としては、このしもつかれは大量に作ります。
こんな鍋、家にあったのかっ!?ていうくらいでかい鍋になみなみと作ります;(その鍋自体しもつかれ専用です)。
何故こんなに大量に作るのか?と母に聞いて見たところ、

「日が経つにつれ、おいしくなるんだよ」とのことです。
私にはさっぱり分かりませんが・・・。

食べ方も家によって違うようです。
私の家では食べるごとに温め直しています。
母の実家では冷たいままだそうです。

しもつかれは郷土料理である程度年齢のいったひとが好むので、新興住宅に住んでいる核家族の家族とかは多分作らないと思います。
やはり、手間隙がかかりますし(鮭の頭とか)、子供や今の人(?)ほとんど食べませんしね。

どうでも良いデータとしては、私の家は先祖代々お百姓さんの家なので;世間一般に言う『おばあちゃん家』です。

栃木にお越しの際は一度ご賞味あれです(笑)

 

 

ウィキを眺めていたら、色々と栃木のあれこれが載っていました。
私の住んでる地区では共通語化進んでいて(中年以下)るのですが、栃木弁見てビックリ☆なんとなく使っている語句が方言と言うことが数例ありました・・・;。
ひょっとしたら意味不明な語とか使っていたかもしれませんっ;。

 

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