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モコとミケ

トラとモコが生まれる何年も前から、三毛猫が遊びにやってきています。どうやら半分くらいは飼われているらしいのですが、未だ飼い主、住処は不明。
小顔で手足尻尾がスラリと長く、なかなかにスタイルの良いミケです。
ただ、性格は苛烈で、大体「人間以外はすべて敵」という武闘派です。同族猫、カラス、青大将…すべてに仕掛けていくのですが、人間には懐いてくるという奴です。

どうも、ミケは色々巡回しているみたいで、我が家に頻繁に来る時もあれば全く来ない時もあります。そのうち、来ない時期にモコとトラが居ついて鉢合わせ。2匹がまだ子猫の頃はだいぶミケが打ち負かしていたようですが、トラとミケはその内形勢が逆転して、ミケが勝てなくなってしまいました。
しかし、モコの方は相当コテンパンにやられた(精神的に)みたいで、未だにミケ優勢です。
まあ、モコが木に登っている間に、ミケが木の根元で待機してるというハメ技を何度もやられています。ミケは武闘派だけれど頭脳派でもあるのでさらに手が負えません。


そんな中、今朝。
ミケが庭に襲来。運悪く、モコも庭に出ているのでおかんが様子を見に行ったところ、なんと、モコが仕掛けにいった模様。
ミケも短毛の割に、長毛のモコくらい尻尾を膨らませ睨み合ってました。
冬に2匹がバッティングした時は、モコが車の下に隠れて二進も三進もいかない状況だったのに。
ただ、おかんがいるとモコ氏、強気になるらしいです。以前も抱っこされながら威嚇していたらしいw


そして、睨み合い。実際には見つめ合っていませんがw
あの温厚なモコが威嚇鳴き。
ケンカ最弱のモコ氏だが、トラがいるといつもケンカごっこを仕掛けているんですが(トラが初めの頃接待プレイばかりしていた所為で気を良くしているらしい)、全く同じ動きでミケに突っ込んでいきました。
ただ、トラとのごっこ遊びと違うのは、ミケの間合いのギリ外で急停止。
ミケがそっぽを向いている隙に、スーッと近づき、ミケが振り向くとピタッととまる。それを数回。なんだよ、ただの「だるまさんが転んだ」じゃないか。
はたから見るとなんだかほのぼの。相変わらず、ミケの尻尾は太いのですが。
そして、時間が経てばたつほど平べったくなっていくモコ氏。伏せとままた一味違った平べったさである。

最後に、もう仕掛けられない。とモコが諦めて、そろりそろり撤退していたのですが、相変わらずの平べったさで、足がマンチカン並の短さになってましたw
だが、ミケも撤退したみたいで、振り返ったモコがそれに気づき、ミケのあと追って行ったんですが、角を曲がってすぐミケが待機していたみたいで、ものすごい急停止してましたw胴が通常の半分程度に縮こまっていましたw

取っ組み合いのケンカではなかったので良かったです。
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